2020年8月10日 / 最終更新日時 : 2020年8月10日 所長 森下幸也 租税法 11.必要経費と費用 相違点 所得税法上の必要経費とは、「総収入金額に対応する売上原価その他の総収入金額を得るために直接要した費用の額」及び「その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額」とされています。法人税法上の損金とは、原価 […]
2020年7月27日 / 最終更新日時 : 2020年7月27日 所長 森下幸也 租税法 10.償却資産税 一括償却資産は対象外 償却資産税は、固定資産税の一種で、償却資産を所有している事業者に対して課税されます。償却資産とは、土地や家屋以外の事業の用に供することができる資産です。たとえば、会社や個人で事業を行っている者が事 […]
2020年7月15日 / 最終更新日時 : 2020年7月15日 所長 森下幸也 租税法 9.印紙税 印紙税を納付しなかった場合 印紙税は、契約書など一定の文書に対して課される税金です。印紙を郵便局などで購入し、契約書等に貼ることによって納税します。課税文書に合致した適切な印紙税が納税されているか否かは、法人税、所得税 […]
2020年7月7日 / 最終更新日時 : 2020年7月7日 所長 森下幸也 租税法 8.路線価 令和2年分路線価上昇 2020年7月1日、令和2年分の路線価が公表されました。21都道府県で前年を上回り、全国の平均も前年より約1.6%上がって5年連続で上昇しています。路線価は、相続税や贈与税の財産評価をする際に使用 […]
2020年7月1日 / 最終更新日時 : 2020年7月1日 所長 森下幸也 租税法 7.ふるさと納税の本質 最高裁判決 泉佐野市 2020年6月30日、上告審判決が最高裁でありました。事件の争点は、「ふるさと納税の返礼品割合を30%以下とする基準(新制度)を、新制度前の泉佐野市の過去の取り扱い状況に基づいて同市の除外を決めた […]
2020年6月25日 / 最終更新日時 : 2020年6月25日 所長 森下幸也 租税法 6.新型コロナの影響(地方税) 固定資産税・都市計画税の軽減措置 新型コロナウイルスの影響が地方税にも広がっています。その一つに固定資産税・都市計画税の軽減措置があります。事業収入が一定以上減少している中小企業者に対して2021年度の固定資産税・都市 […]
2020年6月19日 / 最終更新日時 : 2020年6月19日 所長 森下幸也 租税法 5.新型コロナに係る給付金の課税関係 新型コロナウイルスの影響で売上高が著しく減少した事業者や休業した事業者に対し、各種の給付金が支給されているところです。この給付金について課税関係がどのようになるかは事業者にとって重要なことであり、今後の取り扱いにも注視 […]
2020年6月18日 / 最終更新日時 : 2020年6月18日 所長 森下幸也 租税法 4.死亡保険金の税務 被保険者が亡くなり保険契約上の受取人が死亡保険金を受け取った時は、その契約内容により税金の種類が異なります。一般的には、相続税・所得税・贈与税の3種類に区分されます。 (相続税の対象となる場合) 被保険者(死亡者)と […]
2020年6月17日 / 最終更新日時 : 2020年6月17日 所長 森下幸也 租税法 3.節税・租税回避・脱税 節税・租税回避・脱税は、いずれも税金を減少させるという目的は同じです。ところが、その内容は全く異なります。節税は、税法の規定に則り税金を合理的に減少させる行為です。違法性はありません。青色申告の特典利用、住宅ローン控除 […]
2020年6月16日 / 最終更新日時 : 2020年6月16日 所長 森下幸也 租税法 2.租税法上の資産評価 法人でも個人でも、確定申告をする上で自己が所有する資産について評価替えを必要とする場面があります。特に相続や贈与が行われた場合には、その被相続人や贈与者が所有していた資産をどのように評価するかが問題となります。これは、 […]